ラックトレー

ラックトレー

電子基板を静電気から保護し、安全かつ効率的に搬送するための製品です。成型品コンテナやダンプラボックスを使用し、基板のサイズや入数などに合わせてオーダーメイドで製作いたします。通常の組仕切りでは防ぎきれない実装部品への接触を極力減らし、遊びを少なくすることで安全に保管・搬送し、不良率を減らします。使い勝手を良くする加工や導電性緩衝材の追加など、カスタマイズも可能です。

・コンテナタイプ、ダンプラタイプ
仕切板を差し込む溝板(サイドガイド)は箱に固定されており、仕切板を調整するだけで簡単に使用できます。
(使用方法)
1.基板の幅に合わせて、仕切板の差し込み位置を調整
2.基板を差し込んで、収納

・簡易式タイプ
溝板(サイドガイド)を箱に固定せず導電性ダンプラシートに取り付けるため、箱からの取り出しが可能です。
ラックトレーとして使用するだけでなく、仕切りを外して箱としても利用できます。
(使用方法)
1.サイドガイドのついたダンプラをコの字にして導電箱に入れる
2.仕切板を任意の位置に入れる
3.基板を差し込み、仕切板の調整をする

特徴1 小ロット多品種の基板に対応

特徴1 小ロット多品種の基板に対応

基板の寸法に合わせて仕切り位置を変更することで、一箱に異なる寸法の基板を同梱できます。
基板サイズに合わせて1㎜単位で設計が可能で、製作後も4㎜単位で調整していただけます。

特徴2 実装部品への負荷を軽減

特徴2 実装部品への負荷を軽減

基板を二辺で保持するため、部品に負荷がかかりません。
一般的に、搬送中に仕切りと接触することで実装部品に負荷がかかってしまいますが、ラックトレーは部品に接触することがなく、不良率が低減します。さらに上下に緩衝材を入れれば、搬送中に箱の中で動く心配もありません。

特徴3 収納製品に合わせたカスタマイズ

仕切板についている波板は真空成形品でできており、複数の規格からご提案いたします。
基板の端まで部品がついている場合は溝の浅いもの、基板が大きい場合は溝の深いものでしっかり固定するなど、製品に適したものをご提案します。波板の規格品で対応できない場合、新規で製作することもできます。