インタビュー INTERVIEW

  • 挑戦することの大切さ
  • 新しい価値をつくり
  • 文化を未来へつなげる

Sato Chihiro

  • 営業部 営業課
  • 2024年入社
Sato Chihiro

CHAPTER 01

文化財の世界に携わりたい

大学時代、学芸員として働きたいという夢を抱いて資格を取得したのですが、大学院進学や論文執筆いった高いハードルに直面し、一度諦めました。それでも「文化財に関わる業界で働きたい」という思いは消えず、第一合成に出会った時に「文化財への携わり方って色々あるんだな。この会社なら色々挑戦できるかもしれない」と感じたんです。第一合成の新しい商品を柔軟に生み出す力や、SNSから伝わる遊び心や柔軟性のある雰囲気にも惹かれ、入社を決めました。

現在は営業として約20の都道府県を担当し、博物館や教育委員会、自治体のお客様と日々向き合っています。文化財業界が抱える「収蔵庫の容量不足」「人手不足」といった課題を直に感じながら、お客様と一緒に解決の道を模索する日々はとても充実しています。入社前は営業職に対して「数字やノルマに追われる大変な仕事」という先入観を持っていましたが、第一合成は営業部全体で工夫しながら数字を伸ばすスタイル。一人で抱え込むことはなく、相談しながら進めています。お客様と話をする時間も楽しいですし、思っていた以上にプレッシャーを感じすぎない仕事だと実感しています。

CHAPTER 02

難題に挑むからこそ得られた信頼

これまでで一番印象に残っているのは、あるお客様からご依頼頂いた”三面構造の特殊な上部が解放した囲い型の展示ケースを作った案件です。通常は四面構造でないと自立が難しく、お客様が他社に声をかけたところ、三面での作成は断られてしまったそうです。納期も短く難しい案件でしたが、仕入れ先の協力を得て「ネジ止めで補強する」という方法を提案し、なんとか実現することができました。この案件がきっかけでお客様からの信頼を得て、その後も継続的に注文をいただくようになったんです。納品時に立ち会ったときは、本当に嬉しかったですね。こうした経験から「難しいからこそ挑戦する」ことの大切さを学びました。

営業エリアは広く、月に1~2回・1週間単位の出張が基本です。出張先では、その土地の文化に触れたり、美味しい食事や地酒を楽しむことも醍醐味のひとつですね。スケジュール管理は柔軟で、有給休暇も取りやすく、働きやすい環境です。プライベートでは美術館や博物館巡り、海外旅行を楽しみながら、仕事も生活もバランスよく過ごせています。

CHAPTER 03

文化財の未来を一緒に築くために

これから挑戦したいのは、お客様と一緒に展示空間をつくることや、文化財を活かした収益モデルの構築です。博物館や自治体は非営利の組織であり、予算が限られているのが現実です。だからこそ、民間企業である私たちが仕組みづくりを支援し、文化財を持続的に守っていける形を考えたいと思っています。まだ入社2年目ですが、「文化を未来へつなげる仕組みを生み出したい」という気持ちは強く持っています。

そして就活生の皆さんに伝えたいのは、「自分の好きな世界に関わる方法はたくさんある」ということ。私自身、学芸員の道を諦めかけた経験がありますが、第一合成に入社して営業という形で文化財に携わる道を見つけることができました。仕事にはさまざまな関わり方があります。ぜひ諦めずに、いろいろな可能性を探してみてください。きっと自分に合った道が見つかるはずです。

1日の流れ
ONE DAY

一週間の流れ
ONE WEEK

9:00

出社、メール確認

10:00

外出(お客様のもとを回ります)

16:00

帰社、見積もり作成・メールの返信等

17:30

退社

月〜金

曜日によって固定化されている業務はあまりありません。日によってはお客様のもとに直行し、そのまま帰宅することもあります。お客様のもとに営業に行くだけではなく、社内の製造部との打ち合わせや、SNSのコンテンツを考案、投稿することもあり、多業務に関わっております。

土・日

博物館・美術館巡りが好きです。お客様のもとに伺った際に企画展情報を仕入れて、休日にゆっくり見に行くのが幸せです。また旅行が大好きで、今年はスペインでお盆休みを過ごしました。

座談会 TALK SESSION

第一合成を長年支えてきたベテラン社員と、
会社を率いる社長が一堂に会した座談会。

これまでのキャリアで感じたやりがい、若手社員との交流エピソードまで、 本音トークが飛び出しました。

第一合成ってどんな会社? これからどんな未来を描いていくのか? ここでしか聞けない話が満載です。

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