インタビュー INTERVIEW
- 多様な価値観を
- 持つ仲間と
- さらなる挑戦を
Wada Satono
- 営業部 マーケティング課
- 2006年入社

CHAPTER 01
「社会貢献をしたい」から始まった第一合成との出会い
私は新卒で第一合成に入社し、気づけば20年近くが経ちました。大学時代は学芸員や文化財を専門に学んでいたわけではありませんが、博物館や美術館を訪れるのが好きで、「文化財」「社会貢献」といったキーワードで就職活動をしていたところ、第一合成に出会いました。
文化財保護や、社会に役立つ製品を生み出している企業だと知り、ここで働いてみたいと思ったのが最初のきっかけです。面接では、先輩社員たちが楽しそうにグループワークに取り組んでいた姿や、当時の専務(現社長)が自ら登場して会社の理念を語ってくださったことが印象的で、この会社なら良いチームワークのもとでやりがいを持って仕事ができるかもしれないと感じ、入社を決めました。

CHAPTER 02
現場で味わう感動と挑戦するやりがい
現在は営業部門と海外販路戦略室に所属し、国内外の幅広いお客様と関わっています。アメリカやヨーロッパ、韓国などの展示会で、初めて日本の保存資材を見た海外の方が「美しい」「こんな道具が欲しかった」と驚いてくださるときは嬉しいですね。
これまでの仕事で特に印象に残っているのは、人間国宝である漆作家の方に、自社製品の「真弧」を使っていただいたとき「こうした道具がなければ、自分たちは作品をつくれないんですよ」と言われた瞬間です。未来に文化を残す道具をつくっていることに誇りを感じましたし、忘れられない出来事ですね。また、工業事業の航空宇宙防衛産業のお客様に導電ダンプラボックスを使っていただいていますが、皆さんの力がなければ衛星は飛ばないんですよと言っていただいてとても嬉しかったです。工業事業のやりがいはお客様の最先端の技術や未来を支えるためのお手伝いができるところです
二年前に新設された海外販路戦略室はゼロからの立ち上げでしたが、自分たちで責任を持って挑戦できる環境はやりがいが大きいです。「海外販路戦略室のメンバーは全員が経営者だと思ってやってほしい」と言われているので、大変なこともありますが、自分自身の成長につながっています。

CHAPTER 03
違っているからこそ、面白い
第一合成の強みは、文化財にとどまらず、工業分野を支える製品や、森林分野ではクマ被害を防ぐセンサーカメラ用ガードなど、多様な分野、課題に挑戦していることです。文化財分野が積極的に海外展開を進めているように、他の分野も柔軟にチャレンジしながら世界へと可能性を広げていきたいですね。
自分自身のキャリアとしては、次世代を育てる役割を担う時期に来ていると感じます。若手社員から教わることも多く、日々たくさんの刺激をもらっています。
第一合成は、固定概念に縛られず、社員一人ひとりがアイデアを提案し、形にできる会社です。現場でも、多様な価値観やバックグラウンドを持つ人材が集まることで新しい発想や挑戦が生まれるんですよね。考えや経験が違うからこそ、面白いものができる。これからも、学芸員や文化財に限らず、幅広いバックグラウンドを持つ方々と一緒に未来をつくっていけたら嬉しいです。
