インタビュー INTERVIEW
- 入社19年目
- 挑戦を続けられる
- 環境がここにある
Baba Kazuhiro
- 製造部
- 2006年入社

CHAPTER 01
考古学専攻から文化財の営業へ、
偶然の出会いがきっかけに
新卒で第一合成に入社し、来年で20年目を迎えます。これまでに文化財事業の営業、工業事業の営業、製造部門と三つの部門を経験してきました。
学生時代は考古学を専攻しており、学んだことを将来の仕事に生かしたいと考えていました。そんなときに偶然、就職活動中に第一合成が文化財の営業職を募集しているのを見つけたんです。「文化財」というキーワードに強く惹かれ、入社を決意しました。
入社後は全国を車で回って、お客様を訪問しました。初めて訪れる土地での商談は緊張の連続でしたが、一つひとつの経験のおかげで対応力が培われたと感じます。その後、工業部門の営業を経て現在の製造部門に配属され、生産工程の管理や仕入れ先との調整、営業からの依頼対応など幅広い業務を担っています。図面作成も、社内外の研修を受けながら身に付けました。

CHAPTER 02
「ないものはつくればいい」に支えられた日々
印象深い仕事の一つが、海外向けブランド「TASUKI」の立ち上げです。ゼロからのブランド構築には苦心しましたが、形になったときには大きな達成感がありました。
第一合成には「ないものはつくればいい」という創業以来の精神が根付いています。新しいことへの挑戦には困難も伴いますが、学びや発見の連続で、仕事が単調に感じられることはありません。会社全体に根付くチャレンジ精神のおかげで、新しい知識を得る機会や挑戦の場に恵まれていることが、長く働き続けられている大きな理由だと思います。
近年は海外展開も進み、欧米やアジアでTASUKIブランドが認知されるようになりました。ウクライナの研究機関でも製品が利用され、現地の文化財保護に役立っています。自社の製品が海を越えて必要とされることは感慨深く、大きな誇りになっています。

CHAPTER 03
後輩へのバトン、つくることへの探求心
今後は理想の先輩像に少しでも近づいていけるよう、これまでの経験を後輩に伝えていきたいです。営業と製造の両方を経験した社員は社内でも少なく、その知見を次世代に繋げていくことが自分の役割かなと感じています。フレッシュでエネルギー溢れる若手社員の活躍の場がどんどん広がるよう、サポートしていきたいですね。また、既存製品の改良や新たなモノづくりへの挑戦も続けることで、会社の成長に貢献していきたいです。う気持ちは強く持っています。
これまで多くの現場を経験して思うことは、お客様からいただく「ありがとう」という言葉が持つ力です。どの部門にいても、その一言が仕事をする上で大きな力になってきました。振り返れば、就職活動のときから「誰かの役に立ちたい」という思いが強く、その思いはずっと変わりません。今後も後輩たちと共に挑戦を重ねながら、世界中のお客様のお役に立てればと思います。
